歌人 北久保まりこ
お知らせ
ながらみ書房『短歌往来』2024年10月号に新作13首をご依頼賜りまして、どうもありがとうございました。
今夏(7月)、癌との闘いの末に帰天致しましたソウルメイトの挽歌連作を供養のつもりで詠ませて頂きました。


ソウルメイト
彼方よりノイズ交りに届きたり今し・・・方・・・Dが亡・・・くなりま・・・した
繋ぎるし手の温かさ ワタクシがフェイドアウトしてゆく真昼
本当かだうか判らず宙に浮く 浮きたるままに幾日か過ぐ
時だけが流れゆくなり予告なく皆ゐなくなる世界を置いて
いつの日か現実になると知りながら避けつづけるし時間がをはる
十七年も前だね私の朗読に涙せしD パサデナの秋
時間とは何なのだらう 急流にとりのこさるる岩の冷たさ
岩陰に消えゆくトカゲいくつかの小さき翡翠が転がるやうに
旅立ちは雄鹿月(バックムーン)の夜なりき天文学を好みたりしD
まだDを探してるやう暫くは祭の路地に迷子になりて
隔たれし距離と時差より解かれけり 魂が今肩を抱きぬ
百五十連作をともに編みたりき 我らのデュオが獅子座を駆ける
憧れはいつもだあれもゐない空 余韻をのこす打ち上げ花火
2024年09月19日(木)
Tan-Ku Association facebookページを開設しました。
こちらのリンクからご覧ください。
https://www.facebook.com/profile.php?id=61565293782799
2024年09月10日(火)
|
|
2024年8月30日、Deborah P Kolodji氏の葬儀と、その後会場を移して行われたレセプションにて、彼女と共に編んだTan-Ku連作とTan-Kuセット、また、彼女を偲ぶ短歌連作を和英で朗読致しました。 葬儀の式典にて朗読。 |
|
|
2024年8月30日、葬儀後、会場を移して行われたレセプションに招かれた大勢の皆様に向けて朗読いたしました。 |
2024年08月30日(金)
|
|
2024年8月29日、ソウルメイトでありTan-Kuの共同創始者であるDeborah P Kolodji氏の通夜に参列し、彼女を偲ぶ短歌連作を和英で朗読させて頂きました。 |
|
|
通夜の式典会場にて。 |
2024年08月29日(木)
![]() |
2024.8.26(Mon)、Zoom Meetingに参加し、その日の参加者の皆さんに2つのテーマ「Float」と「Reflections」を提案、例として自作の短歌を朗読致しました。 |
|
|
27(Tue) は Michael Czarnecki氏主宰のZoom Poetry Meeting, Rick Wilson氏が参加された尺八のMeeting, Rick Lupert氏主宰のCobalt Zoom Reading にそれぞれ参加し、 Deborah P Kolodji氏 を偲ぶ短歌連作を和英で朗読致しました。 |
2024年08月27日(火)
![]() |
8月24日、Saturday Zoom Meetingにて和英短歌朗読を致しました。 |
2024年08月24日(土)
![]() |
8月23日、Friday Zoom Meetingにて、和英短歌朗読パフォーマンスをお聞きいただきました。 |
2024年08月23日(金)
![]() |
8月23日、Storrier Stearns Japanese Garden にて開催されましたFriday Poetry Meetingにて和英短歌朗読パフォーマンスを致しました。 こちらが、2005年から始めました国際和英短歌朗読(Zoomでの朗読を含まない)200回目となりました。ソウルメイトのDebbieを偲ぶ連作が200回目の節目となったことは、とても意味深く思われます。 |
2024年08月23日(金)
![]() |
2024年8月22日、Thursday ZOOM Meetingにて朗読パフォーマンスをお聞きいただきました。 |
2024年08月22日(木)
![]() |
2024年8月22日、Kathabela Wilson氏主宰のThursday Poetry Meetingにて、和英短歌朗読をいたしました。 |
2024年08月22日(木)














前のページへ