国内、海外で短歌の朗読パフォーマンス、表現活動を続けてます。他分野でのコラボレートも積極的に行います。現代短歌 歌人 北久保まりこ

北久保まりこ プロフィール

北久保まりこ

東京都生まれ
東京都三鷹市在住
日本文藝家協会会員
日本PENクラブ会員
現代歌人協会会員
日本歌人クラブ会員
心の花会員
Tanka Society of America
Tan-Ku共同創始者
Tan-Ku Association President

和英短歌朗読15周年記念動画
新作英文短歌
Spoken World Live発表作品

北久保まりこ

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歌人  北久保まりこ
朗読パフォーマンス

国外の活動について
コツコツと続けている

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7月24日アメリカ(CA)ボルトンホール美術館にて、新しい歌集「INDGO」より短歌朗読と、私たちに短歌がもたらしてくれる癒しについてお話致しました。
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お招き下さいましたMaja Trochimczyk氏、短歌の連作を共に朗読してくださいましたKathabela Wilson氏、尺八のBGMを演奏して下さいましたRick Wilson氏に、心から御礼申し上げます。
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今回の主催 Maja Trochimczyk氏。
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今回のメインゲストFeature(前列中央の男性お二人)と、オープンマイクで朗読された方々です。北久保とKathabela Wilson氏Rick Wilson氏も今回の主催Maja Trochimczyk氏にゲストとしてお招き頂き大変光栄でした。

2016年07月26日(火)

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Kathabela Wilson(The secretary of The Tanka Society of America)氏によるスピーチ、「なぜ私が英文短歌をつくるのか」

Kathabela Wilson 氏は、2007年に私(北久保)が行った短歌朗読(カリフォルニア、パシフィックアジア美術館にて)にふれ、それまで知らなかった短歌に目覚め、作歌活動に入ったとして下さいました。
そして、短歌はまるで自分の心の故郷、母親のようだとも表現されました。

又、今回 彼女にとって初めての軽井沢滞在中に私と共に編んだ4首の連作「緑雨」を彼女と共に朗読することをご提案下さいました。

急な申し出ではありましたが、私にとりまして余りに光栄な彼女の思い付きに、抗う事より素直に応じる方が自然に思われ、僭越ながら登壇させていただきました。

生まれたての連作は以下の通りです。

「緑雨 The green rain」

新たなる命を得たり遠来の
友と立ちたる緑雨のうちに(まりこ)
finding
a new life
with my dear friend
from a long distance
in the green rain (Mariko)

双つ児が共にひらきし真心よ
公開の日の菖蒲園にて(Kathabela)
twins
in the iris garden
bloom together
eye to eye
opening day (Kathabela)

落葉松の薫る初夏私も
若木でありし昔もあらむ(まりこ)
scent
of Japanese larch
early summer--
long time ago maybe
I was a sapling too(Mariko)

濃緑の苔なりし我か恐らくは
古木に隠れ待っ幾世紀(Kathabela)
maybe
I was a deep green moss
hiding for centuries
on old trees
waiting (Kathabela)


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ごく一部ですが、聴衆席にいらっしゃった方が
動画を撮影してくださいました。


短歌ジャーナルメンバーによるスピーチ「なぜ私が英文短歌を作るのか」に対し「The Tanka Seeds」というタイトルでお話致しました。
四首朗読を含む内容は下記の通りです。

私の夢は、二か国語朗読を通し、世界中に短歌の魅力を紹介し、俳句のように国際的に有名にすることです。
お陰様でその活動が11年目を迎え、世界26都市、回は80回を越えました。
先々月はアフリカ・タンザニアの首都にあるドドマ大学で、来月はニューヨークで、9月はインド・プネで開催される俳句のイベントで短歌を紹介する予定です。
しかし、私としては、世界何百都市
何千回と回を重ねなければ、本当の意味での手応えは得られない と感じております。
作品の完成度を高めることを第一に、一生涯 精進して参りたく存じます。

広島と長崎の忌に挟まれて汗しむるなり採血のあと
bettween the date
of Hiroshima and Nagasaki,
my sweat seeps
into the small puncture hole
where they drew my blood

透明な碧をもつとも好みゐつ原子炉内に視らるるまでは
cobalt blue
was my favorite color...
until
I could see it
in atomic wast

永遠を信じたくなるアカシアの傍に親子の象を見し午後
I'd like to
believe in eternity...
one noon
beside the acacia tree
an elephant and the baby

国境を越ゆる心に藍澄めり 旅人のまま死なむと思ふ
pure indigo
settles down
in my heart
when I cross the border ...
I'd like to die as a wanderer


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今大会にアメリカからご出席下さいましたマリリン ・ヘーゼルトン氏(Ms. Marilyn Hazelton, the president of the Tanka Society of America)にご依頼頂きまして、同誌Facebookページに先月 掲載されました内容を、5日 大会夜のパーティ時に 英和で朗読致しました。

詳細は下記の通りです。

Tanka has the power to heal our broken heart.
That can help us from the helpless terrible situation.

I noticed that beside my Mother's bed in ICU Hospital. She was sleeping like a beautiful baby or a quiet Christmas Rose....
I kept writing tanka every day, every moment to keep myself during her last 17days.

cherry avenue
my late mother's favorite--
is there
another world?
petal drift

短歌には人の心の傷を癒す力があります。
それに気付いたのは、母の最期の17日間、ICUで過ごした時でした。
母はまるで美しい赤子のように、又は物言わぬクリスマスローズのように眠り続けていました。
私はその枕元で、毎日、毎秒、自分自身を保つために短歌を書き続けました。

吹き溜まるあの辺りから隠り世か
亡母の好みし桜の並木

2016年06月05日(日)

performance_2016_04_19_02.jpg with Pr.Lakshmanan & Ayako Seto.
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at the class of Pr. Lakshmanan.
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Lakshmanan教授(言語学・文学)のクラスにて、万葉集の3つの歌と、アフリカをテーマにした現代短歌を和英朗読。学生達は皆熱心に聞いてくれました。
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秋に赴くインドのWorld haiku Utsavでも教授にお目にかかれるかも!
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2016年04月26日(火)

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ドドマは、雨季とは思えぬ爽やかな天候です。
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with Pr.Madoshi John Peter
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Tanka Reading performance to introduce Tanka at the class of Pr.Modashi J.Peter.19.April
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朗読はDodoma Univ. の詩・文学専門のMadoshi John Peter教授のお計らいで実現。 タンザニア初の「短歌勉強会」をこのクラスから始めよう!と言って下さり、感激で思わずウルウル・・・

2016年04月26日(火)

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at the Japanese language extra lesson's school in DES ,Tanzania. ダルエスの日本語補修校...日本から 持っていった「まめや」(鎌倉)のお菓子を摘まみながら、小難しく無く構えもせず、短歌に親しんで貰う試み。
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自己紹介も一人一人がドキドキしなくて良いように、名前学年と好きな食べ物と好きな動物を言って貰う。
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かわいい。
昔、日曜学校の先生をしていた頃を思い出す。
一年生~六年生まで皆が面白く感じられる様に...。
10日後までに 歌を作って来てね。
25日には発表会⇒私のパーカッションBGM付

心配は
いらないのです
ありのまま
あなたのつばさを
ひろげてごらん
(まりこ 旧作)

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例えば...

心配は
いらないのです
_________
_______________
_______________
こんなサンプルを7つくらい用意し、好きなのを選んで言葉を当てはめて遊ぶ
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4月25日
いよいよ生徒さんたちに自作短歌を発表してもらう日。
ドドマ市内で購入した色鉛筆。
一番最初に発表の順番を決めるくじ引きに使いました。
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10日前には「短歌って?」という感じだった子供たちも、楽しそうに自分の作品を朗読。お友達の発表に触発されて、その場で即興的に短歌を作ることもできてしまうほど、皆さんの中に呼吸のように五音七音のリズムが息づいていました... 素晴らしい!! 

お友達の前で堂々と発表し、良いところを引き出してあげると、どんどん手が上がり、新しい作品が次々に声を得て姿を現しました。いつまでもひたっていたいような愉しいひと時でした。

素直で可愛く そして才能豊かな子供たちとの触れ合いを体験でき、私にとってタンザニア3度目の旅が、別の意味での輝きもみせてくれました。

ダルエスサラーム「日本語補修校」 田中校長先生 どうもありがとうございました。
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2016年04月26日(火)

来る4月18日~アフリカ、タンザニアの首都ドドマに位置するドドマ国立大学にて開催されます『東アジアイベント』期間内に、初めてお聞き頂く短歌和英朗読による短歌の紹介を行う予定です。

現地在住、また駐在しておられます方々のご配慮に心より感謝致します。

イベント後に詳細をご報告致します。

2016年02月18日(木)

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2016年1月30日、
和服+アフリカ タンザニアの衣装*カンガを羽織って、和英短歌朗読を致しました。
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カンガは伏原様にお借り致しました。
performance_2016_01_30_03.jpg  京都大学 辻村教授、アフリカより一時帰国されたばかりのJATATours代表 根本様(14年前にタンザニアでお世話になって以来久々にお目にかかることができ幸いでした)。
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 堺町画廊の伏原様、大変お世話になり、充実した中身の濃いひとときでした。
どうもありがとうございました。
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お忙しい最中、Kyoto Journal のJohn Einarsen氏、Ken Rodgers氏もお出でくださり 朗読をお楽しみ頂き大変嬉しく思いました。

2016年02月02日(火)

performance_2015_12_07_01.jpg 2015の14度目の朗読((mini reading performance)おそらく今年最後?) は、珍しく国内 で! しかも大親友のKris Moonのexhibitionにて行いました。国際的なアーティストの方々に多くお聴きいただきました。

カフェ ジョルジュ の森真弓さんありがとうございました。

Nov.2015

2015年12月07日(月)

2015_10_21_01.jpg 21日 Wednesday tanka meetingにて行いました朗読の様子です。
お運び下さいました皆様と、毎回 作品内容に合わせた尺八の演奏をしてくださいましたRick Wilson氏に深く御礼申し上げます。
2015_10_22_01.jpg 10月22日、Kathabela, Wilson氏宅にて開催されましたThursday Tanka Meeting で、和英短歌朗読を致しました。毎日 メンバーが入れ替わりながら参加するmeetingで、体力の限界に挑戦する如く、魂をけずって朗読を続けました。
少しでも お力になれましたら幸いです。
2015_10_23_01.jpg 10月23日、US. CA.Pasadenaの美しい日本庭園 Storrier Stearns Garden 茶室にて、優れた英詩人 Teresa M. C.氏と共に和.英.越南 3ヵ国語 短歌朗読を致しました。
秋の夜、虫の音のみにつつまれた庭園内での朗読をお楽しみ頂き幸いでした。
お招き下さいました庭園のオーナーご夫妻に 心よりお礼申し上げます。
2015_10_24_01.jpg 10月24日、Kathabela Wilson氏宅にて開催されましたSaturday Tanka Poetry Party にて、優れた英詩人Teresa M.C. 氏と共に和 英 越南語 3ヵ国語朗読を致しました。
2015_10_26_01.jpg 10月26日、サンタ・バーバラのNursing Homeにて短歌和英朗読を致しました。
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2015年10月27日(火)

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10月18日(日)USA.NY州 Albany, Union collegeにて開催されましたHNA(俳句ノーザンアメリカ) プログラム内、「Tanka Sunday」にて短歌朗読を致しました。
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HNAでの短歌朗読は、前回のQueen Mary に続き2度目ですが、今回も素晴らしい聴衆に恵まれました。夜遅くまでお付きあい下さいました皆様、本当にありがとうございました。
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スイスでの朗読から帰国後一週間での渡米 という厳しいスケジュールでしたが、お客様の中には「 次回からもっと長く短歌に浸りたい...」と言って下さった方々もあり、心から嬉しく思いました。

2015年10月23日(金)